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seeing’s diary

転載は自由にどうぞ

障がい者大量殺害、相模原事件の容疑者はネトウヨ? 安倍首相、百田尚樹、橋下徹、Kギルバートらをフォロー

障がい者大量殺害、相模原事件の容疑者はネトウヨ? 安倍首相、百田尚樹、橋下徹、Kギルバートらをフォロー

2016.07.26


 相模原の障がい者施設で起きた大量殺人事件は、死者19人という戦後最悪の事態となった。しかも、容疑者は「障害者なんていなくなればいい」と供述していると伝えられており、その差別思想に基づいた残虐な行為には憤りを禁じ得ない。


 ところが、このニュースに、ネトウヨたちがまたぞろ「犯人は在日」「在日によるテロ」などという根拠のないデマをわめきたてている。


「聖は在日韓国人が好む漢字だろ」「松という字は、キムを姓とする在日が好む姓だよ」「元職員だそうだな、在日雇ってたんだか」「いかにも在日っぽい風貌」「在日によるテロが毎日のように行われているのに、その元締めの民団総連をなぜ放っておくんだ?」


 凶悪事件が起きるたびに繰り返されるこの差別的なデマの拡散、ヘイトスピーチはどうにかならないものか。


 そもそも、今回の事件に関しては、「容疑者はネトウヨ」というほうがまだ事実に近いのではないか。


 たとえば、容疑者がツイッターでフォローしていた有名人を見てみると、安倍晋三百田尚樹橋下徹中山成彬、テキサス親父日本事務局、ケント・ギルバート、上念司、西村幸祐つるの剛士高須克弥村西とおると、ネトウヨが好みそうな極右政治家、文化人がずらりと並んでいる。


 また、その中身も、最近、右派発言が目立つ村西とおるの「米軍の沖縄駐留は平和に大きく貢献している、米軍がいればこその安心なのです」という発言をリツイートしたり、「在日恐い」「翁長知事にハゲ野郎って伝えて!!」といった、ネトウヨ的志向がかいま見えるツイートも散見される。


 もちろん、ネトウヨ思想を持つものがすべて凶悪事件に走るわけではないし、この事件については、障がい者施設の職員の劣悪な労働環境という根深い構造的な問題もある。また、責任能力の問題というのも今後は焦点になるだろう。これらの問題については追って報道するつもりだ。


 しかし、容疑者は一方で、衆院議長公邸に「私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活および社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です」といった手紙を届け、「障害者なんていなくなればいい」と供述している。今回の犯行は、その弱者を社会から排除するという思想の延長線上に出てきたもので、“ヘイトクライム”的な側面があるのは明らかだろう。


 そして、これはネットで在日韓国人や弱者に対して、「死ね」「日本から出て行け」などと叫んで排除しようとしている、ネトウヨ的なメンタリティと決して無関係ではないはずだ。


 ネトウヨたちは、この凶悪事件に「在日の仕業」などと無根拠なデマを喚き立てる前に、自分たちの内部にひそむ排除思想のヤバさに気づくべきではないのか。

(編集部) 

 

 

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2013/12/16

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2014年11月17日

 

植松容疑者の衆議院議長公邸宛て手紙の全文 障害者抹殺作戦を犯行予告 

2016/7/26

  神奈川県相模原市緑区千木良の障害者施設「津久井やまゆり園」で45人を殺傷した連続殺人・殺人未遂事件で、逮捕された元職員の植松聖容疑者(26)が、衆議院議長公邸に「障害者が安楽死できる世界を」とする手紙を渡していたことがわかりました。

 発表によると植松容疑者は今年2月14日、東京都千代田区永田町にある衆議院議長公邸を訪れ、手紙を渡そうとしたということです。

 しかし受付で手紙を受け取ってもらうことはできず、翌2月15日になって再度訪れたとのこと。そこで座り込みを行ったことなどもあり、警備にあたっていた警察官が衆議院事務局に確認したうえで、しかたなく手紙を受け取っていました。

 渡した手紙はA4サイズのリポート用紙複数枚(合計で10枚にもわたるという情報もあり)で、手書きで書かれていたといいます。

 そのなかには犯行予告ともとれる内容が含まれていたことなどから、管轄する警視庁麹町署はその日のうちに、神奈川県警津久井署に情報提供していました。

 以下、植松容疑者が衆議院議長公邸に渡した手紙のうち3枚の全文です。

植松容疑者が書いた手紙(全文)

以下は1枚目の内容。

衆議院議長大島理森様(1枚目)

この手紙を手にとって頂き本当にありがとうございます。

私は障害者総勢470名を抹殺することができます。

常軌を逸する発言であることは重々理解しております。しかし、保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界の為と思い居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。

理由は世界経済の活性化、本格的な第三次世界大戦を未然に防ぐことができるかもしれないと考えたからです。

障害者は人間としてではなく、動物として生活を過しております。車イスに一生縛られている気の毒な利用者も多く存在し、保護者が絶縁状態にあることも珍しくありません。

私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です。

重複障害者に対する命のあり方は未だに答えが見つかっていない所だと考えました。障害者は不幸を作ることしかできません。

フリーメイソンからなる●●●●が作られた●●●●●●●●を勉強させて頂きました。戦争で未来ある人間が殺されるのはとても悲しく、多くの憎しみを生みますが、障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えることができます。

今こそ革命を行い、全人類の為に必要不可欠である辛い決断をする時だと考えます。日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。

世界を担う大島理森様のお力で世界をより良い方向に進めて頂けないでしょうか。是非、安倍晋三様のお耳に伝えて頂ければと思います。

私が人類の為にできることを真剣に考えた答えでございます。

衆議院議長大島理森様、どうか愛する日本国、全人類の為にお力添え頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。

以下は2枚目。

植松聖の実態

私は大量殺人をしたいという狂気に満ちた発想で今回の作戦を、提案を上げる訳ではありません。全人類が心の隅に隠した想いを声に出し、実行する決意を持って行動しました。

今までの人生設計では、大学で取得した小学校教諭免許と現在勤務している障害者施設での経験を生かし、特別支援学校の教員を目指していました。それまでは運送業で働きながら●●●●●●が叔父である立派な先生の元で3年間修行させて頂きました。

9月車で事故に遭い目に後遺障害が残り、300万円程頂ける予定です。そのお金で●●●●の株を購入する予定でした。●●●●はフリーメイソンだと考え(●●●●にも記載)今後も更なる発展を信じております。

外見はとても大切なことに気づき、容姿に自信が無い為、美容整形を行います。進化の先にある大きい瞳、小さい顔、宇宙人が代表するイメージ それらを実現しております。私はUFOを2回見たことがあります。未来人なのかも知れません。

本当は後2つお願いがございます。今回の話とは別件ですが、耳を傾けて頂ければ幸いです。何卒宜しくお願い致します。

医療大麻の導入

精神薬を服用する人は確実に頭がマイナス思考になり、人生に絶望しております。心を壊す毒に頼らずに、地球の奇跡が生んだ大麻の力は必要不可欠だと考えます。何卒宜しくお願い致します。私は信頼できる仲間とカジノの建設、過すことを目的として歩いています。

日本には既に多くの賭事が存在しています。パチンコは人生を蝕みます。街を歩けば違法な賭事も数多くあります。裏の事情が有り、脅されているのかも知れません。それらは皆様の熱意で決行することができます。恐い人達には国が新しいシノギの模索、提供することで協調できればと考えました。日本軍の設立。刺青を認め、簡単な筆記試験にする。

出過ぎた発言をしてしまし、本当に申し訳ありません。今回の革命で日本国が生まれ変わればと考えております。

以下は3枚目。

作戦内容

職員の少ない夜勤に決行致します。

重複障害者が多く在籍している2つの園【津久井やまゆり、●●●●)を標的とします。

見守り職員は結束バンドで身動き、外部との連絡をとれなくします。職員は絶対に傷つけず、速やかに作戦を実行します。

2つの園260名を抹殺した後は自首します。

作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます。


逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせて下さい。心神喪失による無罪。

新しい名前(●●●●)、本籍、運転免許証等の生活に必要な書類、美容整形による一般社会への擬態。

金銭的支援5億円。

これらを確約して頂ければと考えております。

ご決断頂ければ、いつでも作戦を実行致します。

日本国と世界平和の為に何卒よろしくお願い致します。

想像を絶する激務の中大変恐縮ではございますが、安倍晋三様にご相談頂けることを切に願っております

植松聖(うえまつ さとし) 

 

-----(当ブログのコメント)-----------------------

 この多量殺人犯人の言い分は、

安倍晋三の青年親衛隊の結成のあかつきには、殺人専門の汚れ仕事を何でもしますから、是非良い地位を安倍晋三総理に用意して欲しい。」

と名乗りを上げているように思います。


この犯人の発想は、

「1000円ランチ」女子高生をたたく人たちが、

貧困女子生徒という貧困者仲間をたたくのと同じで、

 

自分勝手な禁欲的倫理観に従って、自分と同じく社会的弱者の身近な仲間で、その倫理観に従わない社会的弱者(障害者・貧困者)をたたいた(殺害した)様に見えます。

 その倫理観とは、

「非行少年はどのように生み出されるか」総理府が調べた「非行少年の持つ禁欲的倫理観」に近い倫理観を持っているように思います。

その禁欲的倫理観が爆発して、

多量殺人犯罪を実行したように見えます。

-----------コメントおわり------------------------


日弁連は共謀罪に反対します(共謀罪法案対策本部)

 

1945年

 占領軍の指揮官のマッカーサーは、日本の徹底改革&天皇制維持の姿勢を決めていた。ワシントン政府は、日本の改革・天皇制いずれにもフラフラしてた。結局はマッカーサーが独断専行で決めていく。

 そのマッカーサーを、日本国民は熱烈歓迎する。
ここで労働基準法を作り組合活動を合法化し、戦前・戦中に拘束されていた社会主義者・共産主義者が釈放される

1945年10月4日、

 マッカーサーから治安維持法共謀罪)の廃止を要求された日本の東久邇内閣は、それを拒絶し総辞職した。

 すなわち、日本の支配層は、敗戦後に、弾圧した国民の復讐を恐れ、日本占領軍に逆らってでも治安維持法を守ろうとした

 

 しかし、戦後にアメリカから与えられた民主主義体制によって日本の治安が良好に保たれたので、

戦前の治安維持法共謀罪)も、共産主義者の暗殺行為も、思想善導も必要無かった。

 

「児童を保護するため」と言った児童ポルノ規制法は、実際は、

「児童ポルノ単純所持罪は児童を逮捕するための法律かも」

でした。

http://sightfree.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html

(このグラフの元データは、警察庁の生活安全の確保に関する統計のうち、「平成25年中の少年非行情勢について」の報告による)

 

同様に、「国民をテロから保護するため」と言うテロ準備罪は、

「国民を逮捕するための法律」のようです。

 

また自民党は、テロ準備罪(治安維持法)の成立に向けて、以下の憲法改悪案で運用したいと考えているようです。

憲法36条)公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。

自民党案では:「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、これを禁ずる。」に変えます。
テロ準備罪(治安維持法)の運用等で止むお得ないと総理大臣(安倍)が判断した場合は、拷問を許可するようです。 

 

-----(当ブログのコメント)-----------------------

 この多量殺人犯人は、

安倍晋三の青年親衛隊の結成のあかつきには、殺人専門の汚れ仕事を何でもしますから、是非良い地位を安倍晋三総理に用意して欲しい。」

と名乗りを上げているように思います。


この犯人は、自民党のテロ準備罪と憲法改悪により、国民への拷問が解禁になった場合に、拷問の実行を担当したいと望んでいるように見えます。

-----------コメントおわり-----------------------


安倍首相の盟友・曽野綾子も野田聖子議員に障がい者ヘイト!「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」 

2016.08.01 伊勢崎馨


(参考)「曽野綾子のアパルトヘイト賛美、海外メディアが安倍首相の恥と報道」


 神奈川県相模原市で起きた障がい者大量殺害事件をめぐって、一昨日、安倍政権支持のネトウヨの間で、

「植松容疑者の主張は間違ってない」

「障害者は税金を使う金食い虫」

といった障がい者ヘイトが広がっていることを指摘した。

 さらに、自民党のネット応援部隊であるJ-NSC自民党ネットサポーターズクラブ)会員にいたっては、

「植松が言うように障害者はいなくなるべき」

全面的な賛同を示し、障害者の子どもがいる野田聖子衆議院議員にまで「自民党改憲案との矛盾をなくすために障害者の子ども殺せ」と迫っていたことがわかった。

 しかし、ネトウヨやネトサポ、そして植松容疑者にこうしたトンデモない障がい者差別意識を植え付けたのは、間違いなく、自民党政治家や保守系の知識人たちだ。

 たとえば、くだんのネトサポの野田聖子攻撃の元になっていたのは、実は作家の曽野綾子の発言なのだ。

安倍政権が道徳の教科書にも起用したこの保守知識人は、このネトサポよりずっと前に、野田に対して「障害者の子どもに税金を使っているのを申し訳なく思え」と、ひどい差別的な説教を行っていた。

 曽野が問題にしたのは、2012年12月1日に放送された高齢出産ドキュメント『私は母になりたかった〜野田聖子 愛するわが子との411日〜』(フジテレビ)と、「婦人公論」(13年5月7日号、中央公論新社)の野田インタビュー。

周知のように、野田聖子の息子は複数の病気や障がいを抱えているのだが、その治療費について野田はこう答えていた。

「生まれてからの息子の医療費は、医療制度によって支えられています。高額医療は国が助けてくれるもので、みなさんも、もしものときは安心してください」

 障がいのある子どもをもつ国会議員として、自分のことだけでなく国民のことも考えたごく普通の発言に思えるが、曽野は13年に出版した『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎新書)のなかで、こう噛み付いた。

「この野田氏の発言は、重要な点に全く触れていない。それは自分の息子が、こんな高額医療を、国民の負担において受けさせてもらっていることに対する、一抹の申し訳なさ、感謝が全くない点である(略)私自身が、まず野田氏の言葉に違和感を覚えたのは、野田氏はこのことを、当然の権利の行使と考え、その医療費を負担している国民への配慮が全く欠けていることであった。」

 曽野は、障害をもって生まれた野田の子どもにかかる治療費は小児ICUや何度もの手術費を含めれば数千万円となる。それは国民が支払う国民健康保険から捻出されているのだから、感謝しないのはおかしいというのだ。

 いったいこの人は何を言ってるのだろう。難病や障がいを抱える子どもが医療を受けるのは、当然の権利であり、ほどこしではない。

それをなぜ、申し訳ないなどと謝罪しなければならないのか。

 野田が高額医療について、自分だけが享受するのではなく、

「高額医療は国が助けてくれるもので、みなさんも、もしものときは安心してください」

と周知したのは、国会議員としてごく当たり前の行為だろう。

むしろ、国会議員である野田が公の場で謝ったり過剰に感謝したりすることは、一般市民にとって「高額医療を受けるのは申し訳ないこと、悪いこと」という意識を植え付け、福祉を受けるべき人が受けられなくなるという弊害を生むことになる。

 しかし、曽野は“周囲の話”としながら、さらにトンデモない理論を展開する。

「私の周囲には『どうしてそんな巨額の費用を私たちが負担するんですか』という人もいる。『野田さんの子供さんがお使いになるのは、ご病気なんですから仕方ありませんけど、ありがとうの一言もないんですね』と言った人もいた。『もしもの時は安心してください、というのは。遠慮もせずにどんどん使えということですか? そういう空気を煽るから、健康保険は破産するんですよ』という意見もあった。
 増税論が始終話題になるこの時期に、仕方ないとは思いつつ、皆、健康保険料を払うのも大変なのだ。私も後期高齢者医療制度の保険料を年額五十万円以上支払っているが。私にできる唯一のこととして、できるだけ医師にかからないようにしている」

 曽野は「周囲」の意見をもち出して、さもそれが正論であるかのように語るのだが、

たんに曽野のような人間の「周囲」にはグロテスクな差別思想の持ち主ばかり集まってきているだけの話なのだろう。

それをあたかも一般化された真理のように語るこのばあさんの頭の中はいったいどうなっているのか、これで作家などとよく言えたものだ。

 しかも、他人には医療にかかるな、などと脅しておいて、自分は

「できるだけ医師にかからないようにしている」

という程度で大自慢を繰り広げる。

その唯我独尊ぶりには、ほとほとうんざりさせられるが、曽野の野田攻撃は止まらない。

「言い方は悪いが、夫婦の自然の生活の中でできた子に、こうした欠陥があるのは仕方がない。しかし野田夫妻は、体外受精という非常に計画的なやり方で子供を作った。
 その場合は、いささかご自分の責任において、費用の分担もされるのが当然という気がするのだ」

 子どもに対して「欠陥がある」という差別意識丸出しの表現も最低だが、

体外受精でできた子どもの障がいや病気は自己責任だとワケのわからない論理をもち出すのだ。

だいたい「体外受精という非常に計画的なやり方」などと言うが、体外受精不妊治療のひとつであって、誰も自然妊娠より体外受精を好き好んで選択しているわけではない。

自然妊娠で生まれたか体外受精で生まれたかによって、なぜ子どもの医療費が差別されなければならないのか。

 しかし、曽野はそんな当たり前のこともわからないようで、さらにお得意の「権利」批判に踏み込んでいく。

「野田氏のように権利を使うことは当然という人ばかりが増えたから、結果として日本社会、日本経済はどうなるのだろう、という全体の見通しに欠けるのである」

 つまり障がい者は高額の医療費がかかる。そしてその医療を負担することは国の健康保険を障がい者が破綻させる、国に迷惑をかけていると言っているのだ。

相模原事件の植松容疑者の主張とまったく同じではないか。

 もっとも曽野の差別意識丸出し、弱者排除の発言はいまに始まったものではない。昨年2月にはアパルトヘイトを擁護する発言で世界的に非難を浴び、近年も、産休制度を利用する女性社員を「迷惑千万」と切り捨て、エリート男性のセクハラを全面肯定し、中越地震東日本大震災の被害者を国に頼り過ぎだと叱っていた。

 しかもこのとんでもない差別思想の持ち主は、こうした思想を個人的に書き散らしているわけではない。

安倍政権のもと教育再生実行会議などに名を連ね、自己責任や愛国教育を推し進めているのだ。

 安倍政権は、教育政策の目玉としてこれまで「教科外活動」だった「道徳」を、成績評価対象の「特別教科」に格上げすることを決定した。

教科化に向け、2014年から文部科学省は『私たちの道徳』なるタイトルの教科書を制作し小中学校に配布しているのだが、その中学生版に、このおぞましい差別思想の持ち主・曽野綾子が「誠実」のお手本として登場しているのだ。

 自分の恵まれた環境を顧みることなく、弱者を叩き、国家に頼るなと自己責任を要求する。

国家に貢献しない弱者は排除する。

これは、まさに一昨日取り上げたネトサポをはじめとした安倍支持者と共通する心性であり、安倍政権としては、こんな曽野綾子こそが、学ぶべき教材、お手本とすべきモデルなのだ。

 実際こうした差別思想は、曽野綾子だけに限ったことでない。石原慎太郎石原伸晃麻生太郎らは、過去に障がい者や高齢者に対して安楽死を口にしたり、

「いつまで生きているつもりなのか」

などといった暴言を吐いてきた。

公職にある大物政治家や大物作家たちが公然と障がい者差別や排除を声高に叫ぶ日本。

その歪んだ考えが蔓延した末に起こったのが今回の事件なのだ。

 曽野やネトサポに批判される野田は、相模原事件発生後の7月26日のブログで、こう記している。

「亡くなられた方々に、弔意を。
だけど、私の心は穏やかではない。
自ら望んで障害と共に産まれてきたわけではない。
こどもの障害を平気で受容出来る親はいない。
しかし、健常者を名乗る人たちの一部には、老若男女問わず、有名無名問わず、この世に障害者はいらないと考えている。
経済合理性やら優生思想やら、いろいろ。
容疑者も産まれたときには、こんな考えなかったはず。
社会のどこかで誰かの話に食いついたのだ。
同日、
厚化粧の年増女、なる発言。
全く脈絡が違うようには思えるが、根っこは繋がっている。
この国で活躍すべきは男性であり女性は不要、小賢しいだけ。
最近はそんな発言する男を正直とほめる人たちがいる。単にデリカシーない無礼な所作だけど。
先進国を標榜しながら、人は成熟しきれていない。
正直、今のままの日本で、息子を残しては逝けない。
大東京よ!
健常者という曖昧な言葉を捨て、都民同列の優しい大人の都市になっておくれ。ダイバシティ上等!」

 障がいをもつ子どもを育てる野田は、障がい者排除の思想が植松容疑者個人のものなどでなく、日本社会全体に蔓延していることを敏感に感じ取っている。植松容疑者に影響を与えた者がいた、と。

そして、石原慎太郎の「厚化粧の年増女」発言も同根のものであると野田が指摘しているように、その排除の空気は、障がい者に対してのみ向けられるものでなく、女性、高齢者、外国人、あらゆる弱者、あらゆる人間に向けられ得るものだ。

 野田の「ダイバシティ上等」の言葉もどこか空しく響く。日本はもう後戻りできないところまで来ているのかもしれない。
(伊勢崎馨)

【歪んだ愛国心】相模原大量殺人、「殺せ」「駆除しろ」とヘイトスピーチを行うネトウヨと何が違うのか?
2016/07/27

相模原市で19人の犠牲者を出した戦後最悪レベルの大量殺人事件。植松聖容疑者(26)の発言が波紋を呼んでいます。

植松容疑者は障がい者たちを殺害したことについて「後悔も反省もしていない」と発言しています。その一方で「遺族に心から謝罪したい」と発言しています。

一見矛盾する2つの発言ですが、歪んだ愛国心・正義感による犯行と考えれば矛盾はしていません。 

 

歪んだ愛国心と正義感。ネトウヨと何が違うのか?

植松容疑者は典型的な差別主義者(レイシスト)であることは以下の手紙を読めば明らかです。そして、日本における差別主義者の代表格がネトウヨです。

ネトウヨの解釈は人によりズレがあるので、ここでは「人種差別を行う一部の右翼・保守」と定義します。

植松容疑者がネトウヨかどうかは分かりませんが、植松容疑者の主張がネトウヨヘイトスピーチと一致しているんですよね。つまり、ネトウヨも一線を越えかねないということを意味します。

植松容疑者が衆議院議長大島理森氏に宛てた手紙を引用して考察してみます。

「日本国と世界の為と思い居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。」

手紙の中では「日本国の為に」と何度か書かれているように、植松容疑者は愛国心または自分の中の正義感をもとに無差別殺人を実行したと思われます。

一方、韓国人・朝鮮人ヘイトスピーチを繰り返すネトウヨも、愛国心を誇示したり、日の丸を掲げたりしているわけです。それは植松容疑者と同様、歪んだ愛国心・正義感によるものだと考えることが出来ます。

「障害者は人間としてではなく、動物として~」

植松容疑者は障がい者を人間として見ていません。「動物として~」と書いていますが、実際はそれ以下にしか思っていないはずです。動物と同等だったらわざわざ殺害する必要性がないからです。

一方、ネトウヨも韓国・朝鮮人に対して「ゴキブリ」呼ばわりしているわけです。言葉だけ見れば植松容疑者以上に卑劣な言葉を使っています。

「障害者は不幸を作ることしかできません。障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えることができます」

基本的に植松容疑者は障がい者を「悪」としか思っていないようです。だから殺すことに罪悪感を感じることも無く、まるで社会貢献かのように言えるのでしょう。

そして、遺族も「悪」の被害者というのが彼の考えなのでしょう。「悪」であっても遺族を殺害したことには変わらないわけですから、そのことに対する罪悪感だけはあって「遺族に心から謝罪したい」という言葉が出たのだと思います。

ネトウヨが「殺せ」「駆除しろ」というのも韓国・朝鮮人を「悪」だと思い込んでいるからです。悪を滅ぼすことが日本の国益になると考えているからヘイトデモが行われるわけです。

障がい者、韓国・朝鮮人に限らず日本人にだって悪人や危険人物はいます。しかし、それはごく一部でしかありません。それを全てがそうであるかのように解釈することが差別なのです。

ネトウヨが無差別殺人を起こさない保証はない


障がい者」を「韓国・朝鮮人」に置き換えれば植松容疑者もネトウヨもほぼ同じ主張をしているわけです。

ネトウヨであったとして殺人なんてするわけがない」と思われるかも知れませんが、そんな保証はどこにもないわけです。

日本では年間1000件もの殺人事件が起きています。これだけの殺人事件が起きていて「ネトウヨが殺人をしない」なんて言い切ることが出来るでしょうか?むしろ、他の人よりも動機となりうるものを持っているわけです。

そもそも、無抵抗な人間に対し「殺せ」「駆除しろ」などと平然と言えてしまう事自体が「普通じゃない」のです。

こういう異常者でも自分の命は大切ですから、逮捕・死刑のリスクを恐れます。それが抑止力になって、”一線”を越えず留まらせているわけです。

しかし、ヘイトスピーチが法規制された今もヘイトスピーチが止まない現状を考えると、その”一線”を意外と簡単に越えてくる可能性もあります。 

 

差別は”思い込み”。取り締まり強化&更生プログラム実施すべき

差別は一部の情報を自分の都合よく解釈することで生まれると思うんですよね。つまり、思い込みなんです。

例えば在日韓国人朝鮮人が差別される理由に、「在日特権」というものがあります。これによって、「在日韓国・朝鮮人は日本人よりも優遇されている」という噂が広まったことで今のような状態になったわけですが、在日特権がデマであることは、言い出した本人が認めています(そもそも、証拠すら示せていなかったのに信じてしまうのは・・・)。

一度でも思い込んだら、それが間違っていても、自分の判断を正当化する為に、都合の良い情報を探すのです(これは全ての人間に共通する行動心理です)。

大切なのは殺人という最悪の手段に至る前に、”思い込み”を払拭して差別感情を緩和することではないでしょうか。

その為には、ヘイトスピーチの取り締まりを強化して厳重に処罰し、更生プログラムを作り実施することだと思います。

ナチスドイツの過ちを繰り返すな


今回の事件の最終形と呼ばれるのがナチスドイツの大虐殺です。今でいうならIS(イスラム国)のテロも近いものがあります。そして、日本もそういったものを生み出しかねない差別が存在することを重く受け止めなければなりません。